まちづくり会社のスタッフになる旅
萬画でまちを盛り上げる?まちに潜む魅力を探るチカラ
街づくりまんぼう
仙台駅から石巻に向かう電車に乗ると、運よく?漫画のキャラクターたちが描かれた「マンガッタンライナー」という車両に出会えることがあります。マンガ?マンハッタン?ニューヨーク?と興味をそそられるこのネーミングの秘密が石巻のまちにあります。
石巻駅で電車を降りて歩くこと約15分。店舗の前、小さな店舗の真ん中など、ところどころにどこかで見たことがあるような、世代によってはとっても懐かしいようなキャラクターたちの像を見つけながら歩いていくと、今回の旅先である「街づくりまんぼう」の拠点である「石ノ森萬画館」に到着します。
この萬画館がある「中瀬」地区の形がアメリカ・ニューヨークにあるマンハッタン島の形に似ていることから、漫画家の石ノ森章太郎さんが「マンガッタン」と名付けたことから冒頭の電車のネーミングも来ています。
石巻に行く道中から始まる「萬画」のまちへの旅
1995年ころから石巻のまちなかで始まったマンガによるまちづくりの市民運動。それが形になった一つとして2001年にオープンしたのがこの「石ノ森萬画館」です。ここまでで、お気づきかもしれませんが、「漫画」ではなく「萬画」なのです。宮城出身の漫画家 石ノ森章太郎さんによって提唱された「萬画」宣言にもとづく考えで、「萬(よろず)」画として、あらゆるものを描き、万人の嗜好にあう、無限の可能性をもつもの、というものです。
なので、「石ノ森萬画館」の運営を行う「街づくりまんぼう」も萬画がテーマのミュージアム運営や、ラッピング電車などの企画はもちろんですが、「中心市街地活性化部門」や石巻の起業家たちのチャレンジスペースにもなっている「Common-ship橋通り」を運営したり、マンガやヒーロー以外のテーマのイベントの企画・運営など多岐にわたる事業を行っている会社です。
アニメ・ヒーロー企画から、まちづくりマップづくりまで
そんな、今回の旅を案内してくれるのは、街づくりまんぼうの苅谷さん。愛知県出身で、学生時代に宮城県に。とはいえ、もともとは外から移住してきた苅谷さんが、石巻のまちにどっぷり浸り、商店街の人や、住民さんとあーでもない、こーでもない、いやあーしたら?こーしたら?と話しながら、走り回る姿は、石巻のまちの魅力を感じるきっかけにもなりますが、普段暮らすまちの魅了、楽しみを探すヒントももらえそうな気がします。
まんぼうには、石巻出身者はもちろん、苅谷さんのように他地域から移住してきたスタッフ。もともと漫画やアニメ、ヒーローが好きな人から、実はそこまで興味がなかった人。など、石巻のまちを盛り上げるべく集まった多様なスタッフが働いています。当日は、まちの魅力を発掘しつつ、スタッフのみなさんの思いを聞きながら、自分のまちでの日々を楽しむヒントを探してみてはいかがでしょう?
当日は、萬画館でのお仕事体験から、みなさんの目線で体験した石巻の魅力をレポートしていただきたいと思います。そのレポートの様子は、まんぼうが発信する街の魅力を伝えるウェブサイト「石巻マンガロード」にもぜひ掲載させてください!ということですので。
旅の案内人
苅谷智大
名古屋市出身。まちづくり会社「街づくりまんぼう」社員。COMMON-SHIP橋通り運営事務局。
こんな人にオススメ!
・漫画、アニメが好きな方
・自分のまちを楽しみたい方
・グルメやおすすめを発信するのが好きな方
体験スケジュール
時間 | 工程 | 体験内容 |
---|---|---|
10:00 | 「石ノ森萬画館」集合 |
|
10:05 | オリエンテーション |
・自己紹介 |
11:20 | 萬画館お仕事体験 |
シアターで前説 |
12:00 | ランチ・取材 |
・楽しむ! |
13:00 | 商店街の街歩き |
まんぼうが携わる街のスポットめぐり |
14:00 | 記事づくり |
「石巻マンガロード」に掲載するレポートの推敲 |
15:00 | 旅のまとめ |
旅の感想、気づきの共有 |
15:30 | 終了! |
開催概要
金額:5,400円(税込)
定員:2人(最少催行人数:1人)
時間:10:00-15:30
締切:開催日の1週間前
受入先詳細
受入先名 | 街づくりまんぼう |
---|---|
住所 | 宮城県石巻市中瀬2-7 |
電話番号 | 0225-23-2109 |
受入先名 | 街づくりまんぼう |
ウェブサイト | https://man-bow.net/ |
営業時間 | 9:00~18:00(3月〜11月)/9:00~17:00(12月〜2月) |
定休日 | 第3火曜日(3月〜11月)/火曜日(12月〜2月) |
開業年 | 2001年 |
スタッフ数 | 22名 |